2016年4月14日木曜日

オープンソースの活用について

仕事柄NPOや非営利団体の方々とお仕事する事が多いです
こういうボランティアとか非営利の人達って熱意は凄い有んねんけど、ITにはほんまに疎い(個人の感想です)

僕がこの仕事を始めた切掛でもあんねんけど、機械(PC)を持ってんねんから、便利機能を使い倒してもっと効率良く貢献せな勿体ない
  •  (今、手作業で頑張ってはる)それ、簡単に出来ますよ~
  •  アップデート何それ?
  •  何か出たけど消してもうた!さっきの何?
というのがこのお仕事あるある

で、そういう人達はほぼ例外なく高性能PCを使って業務を頑張っていらっしゃる
理由としてはこういう所で正規品がお安くお買い求め頂けるんだと

うん、確かにそれも一つの手やね
それも一つの手やねんけど、その場合
お安く買い続けなあかんのよね
塵も積もれば結構な額になります

そこで僕がいつも提案しているのが、OSS(フリーソフトも含めるとFLOSS)の採用

例えば有名なんやと
中には聞いた事の有る名前も有るでしょう
ちなみにAndroidiOSもOSSのLinuxやUnix( BSD)を基に開発されてます

当たり前の事やけど商用製品の場合、ライセンスの形態がOSSに比べて厳しい
例えばIllustratorを団体で一つ購入したからといって、団体内の前PCにインストールして使って良ぇ訳ではない
必ず使用するPC毎にお買い上げ下さい

最近のPCは物凄く高性能なってて、普段の業務中にCPUを100%使い切る事って殆ど無い
ほな高性能のPCを奮発して一台買うて、余った性能を皆で使い回せばお得よね、という考えが出て来る(資源の節約にもなるし)
これが仮想化という技術で実現出来まして、簡単にいうとPCの中にOSをインストールしてあたかも複数のPCが有る様に構築する技術です
この場合でも仮想化毎にインストール毎に必ずお買い上げ下さい

そうすると、例え割安でも積み上がって結構なお値段になってしまいます…
でもOSSなら100台のPCにインストールしても購入費は無料です

当然、OSSかて万能ではない
ボランティアが作っている物なんで、何も保証せぇへんし、品質面で言えば商用製品には及ばない
日本語化されてへん所が有ったり、2日間起動しっ放で急にクラッシュなんて事も有る
同じ機能を有している訳ではないので出来てた事が出来へん場合も有る
普及率も低い

でも、まぁ騙されたと思って使ってみて下さいよ、無料やし、皆さんと同じボランティアが作ってくれてるんですよ~と言って僕はお薦めしている
実際使って頂くと、日本語化されてへん所の機能は使わへんし、09:00-17:00で帰るんでクラッシュにはお目に掛からへんかったりする
要はほぼ問題ないって事
大規模な業務で高い品質を求められる環境には適さへんかもやけど(企業自治体等での導入も聞くけど、僕にはそんな実績無いです)、少なくとも僕の周りのPTAとかボランティアとかNPOとか市民団体に於いては無問題

勿論、移行にはそれなりに手順や業務が発生します
○○で出来てた物が●●では出来へんねん…代わりにこっちでどない?
という事になります

良かったら使ってみて下さいオープンソース

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