2017年7月20日木曜日

GCPのStorageにアップロードすると

あまプロでは小さなシステム開発案件をお受けする事が有るのですが、GCPを使う事が有ります。
HTML/JavaScript/CSSの場合はCloudStorageを利用するのですが、先日気付いた事が有ります。
ファイルをアップロードしても反映されないんです。
バケットという単位でURLが割り振られまして、その中にファイルをアップロードして公開すると、URLから参照できる…筈なんですが、一度アップロードしたらサーバにずっとキャッシュされるみたいで、残るんです。
ファイルを修正してアップロードしても、前のファイルから更新されないんです。
ファイルを一旦削除しても、削除した筈のファイルが公開URLから参照できるんです。
思い切ってバケットを一旦削除してみたんですが、それでも公開URLから参照できるんですよね…。

一応フィードバックは送っておきましたがこういうもんなんですかね?

2017年7月19日水曜日

UbuntuのFirefoxとFlashで日本語入力出来ない

あまプロでは生徒へ無料でPCを貸し出してます。
出来るだけ教室の負担を抑えるべく、OSはEdubuntuを使っています。
Edubuntuの中身はUbuntu(更に言えばDebian)なので、現在のバージョンは17.04になります(Ubuntuは四月と十月にアップグレードされます)。

ブラウザはFirefoxがインストールされているので、FlashPlayerScratchがほぼ動かせます。
なんですが、FlashPlayerはどうもWindows向けに最適化されてるらしく、Linux版はちょいちょい不具合が出ます。
現在のバージョンはFirefox54.0とShockwaveFlash26.0.0.137です。
現在のバージョンではFlashで日本語入力が出来ません。
数箇月前までは入力できてたのですが、最近入力出来なくなりました。
半角入力は現在でも可能なのですが、全角入力に切り替えると入力出来なくなります。
コピペが可能なので、現在はURLの所に仮入力して、コピーして、Scratchへペーストして回避してます。面倒臭いです…。

Flash側と日本語入力側のどちらに原因が有るのか判りませんが、Scratchの次期バージョンではFlash不要になりますし、Flashなので当不具合が改修されるには時間が掛かりそうです(最悪の場合は改修されへんかも)。

ググっても解決策が出て来なくて、中途半端に回避できるので放置しとります。
どなたか解決策をご存知の方、ご教示願いますm( _ _)m

2017年7月10日月曜日

無線LAN換装

あまプロではパソコンをお持ちでない方へもプログラミングをお教えしてますので、(安い)ノートパソコンを取り揃えてます。

ご厚意で使わないノートパソコンを譲り受ける場合が有るのですが、動かなかったり、無線LANが付いてへん場合が有ります。
そんな時は動かへんノートパソコンの無線LANカード(とアンテナ)を取り外して、動くノートパソコンへ付け替えて、資源を有効活用しています。

色々パソコンを解体してると少し技術が貯まって来ましたので、ここらで一つあメログ。
今回はNEC LL370/KからNEC VY25AA-9 に無線LANを移す例です。
必要な工具は精密ドライバ(先の細いやつです)とラジオペンチです。

1.先ずLL370/Kのネジを全部外す。
 裏面は勿論、側面もゴム足の中も内ゴムの中も全部外す
 それでも外れへん場合は中のCPUファンとか冷却装置とか外せる物から外す

2.
内ゴムの下にネジが隠されてるPCも有ります。
ネジを外して枠も外すとこんな感じ
液晶モニタと外枠の間にアンテナが這わされてました
これを取り出します。
アンテナ線は本体から蝶番(ヒンジ)部分を通って蓋に貼り付けるのが一般的みたいです。
 本体側ではこんな感じで無線LANカードへ接続されてます。
 ちなみにアルプス電気さんのAPLJ6-1というカードでした。
miniPCI expressポートからカードを抜いて、アンテナ線も外します(ラジオペンチで端子部分を 引っ張ると外し易いです)
3.摘出完了
途中ちょっと端折ってますけど、取り外しはそない難しくないと思います。
全部外すと何だかんだで結構な量のネジとゴム足になります。
4.外した時と同様に、換装先のPCも全部ネジを外します。
 液晶モニタを外すと、無線LANが付いてへんPCでもアンテナ線だけ設置されてる場合が有ります。
 換装元のPC用のアンテナ線を換装先のPCに這わすので、ちょっと長さが足らへんかったり、余ったりする場合が有りますが、上手いこと這わせます。
 蓋部分から、蝶番(ヒンジ)部分にアンテナ線を通して、miniPCI expressポートまで辿らせるのは、時間も掛かりますし、手先の器用さが要ります。のんびり参りましょう〜
こんな感じで換装先に設置します。
  カードのネジ穴と本体のネジ穴が合わへんので、隙間に紙を詰めて回避しました。
5.
 PCを起動してみます
Wi-Fiはハードウェアスイッチで無効になっています だと?
 このメッセージが出る場合はFn+F2とかFn+F1でスイッチが有効になる場合が有ります。
 BIOSの設定で切り替える場合も有るそうです。
 今回の場合は換装先のPCがそもそも無線LAN未対応機種でしたので、上記の方法ではなく、物理スイッチを切り替える必要が有りました。
6.
PC前面右側に注目
その内側にスイッチが有りました
 こいつをパチっとなして、起動しますと
見事、Wi-Fiが有効になっとります〜。
 あまプロではEdubuntuを使っていますが、多分WindowsでもMacでも同じです。
 後は通常通り無線LANを接続するだけです。

その他細かい注意点は
  • ネジが固い場合が有りますどうしてもネジ穴を舐めてまう場合が有るんですが…そういう潰れたネジ用の専用工具も有りますので、駆使して外したりましょう
  • 電波法の絡みで、特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)が付いてへん無線LANカードは使ったらあかん場合が有ります
    詳しくは最寄りの総合通信局へお問い合わせ下さい
    当例の様に技適マーク取得済みのカードの換装は問題ないです。
 こんな感じで無線LANカードを換装します。
メモリの増設選りちょっと難しいですけど、資源の再使用の観点からも良ぇかなと考えてます。