2019年12月6日金曜日

5374.jpの年末年始対応について

あまプロではCodeforAmagasakiの活動に参加する事が有ります。
CodeforAmagasaki(以下C4AMA)は都市毎に活動するICTを利活用した団体で、Codefor*は日本各地で活動しています。

C4AMAでは、市内のゴミ出しのアプリを運営してます。
毎年年末年始にはゴミ出しの回収日が変更されますので、毎年恒例でその対応を行いました。
折角なので、その手順をあメログ。

  1. Githubの5374リポジトリからソースをクローンします。
    git clone https://github.com/codeforamagasaki/5374.git
  2. 市報やサイトに掲載されている年末年始のゴミ回収日データを
    center.csvへ反映します。
    1. 例えば、月・木曜日地区は年末は2019/12/30で年始は2020/01/06です。
    2. area_days.csvから月・木曜日地区は地区1, 地区2, 地区3, 地区4, 地区14, 地区15, 地区16, 地区23, 地区24である事が判ります。 
    3. 置換します
      vimだとこんな感じ
      %s/2018\/12\/31,2019\/01\/07/2019\/12\/30,2020\/01\/06/g
      %s/2018\/12\/29,2019\/01\/05/2019\/12\/28,2020\/01\/04/g
      %s/2018\/12\/28,2019\/01\/04/2019\/12\/31,2020\/01\/07/g
      上記の3置換を実行するだけ
  3. コミット&プッシュします。
    git commit -am"年末年始対応2019"
    git push origin gh-pages
    ※C4AMAメンバー以外の方はプッシュ権限が無いので、プルリクエストをお送り下さい。
  4. サイトに反映されているかを確認します。 
毎年こんな感じです。

2019年11月28日木曜日

Xsd.exeでXMLからC#モデルクラスを生成さす

あまプロではC#の案件をお請けする事が有ります。
先日、XMLファイルからC#のモデルクラスを生成するXSDというツールでハマったのであメログ。

.net frameworkにはXMLファイルからC#のモデルクラスを生成してくれるXsd.exeという
ツールが予めインストールされてます。
※見付からない人はドットネットのインストールディレクトリを検索してみてね

このツールでXMLからC#のクラスファイルを生成する事が出来ます。
手順
  1. xsd hoge.xml
    これでスキーマファイル(hoge.xsd)がカレントディレクトリに生成されます
  2. xsd /c hoge.xsd /n:namespace.hoge
    これでC#のカレントディレクトリにクラスファイルが生成されます
二段階あるのでちょっと手間ですけど、多数のXMLファイルからC#クラスを生成せなあかん場合はバッチファイルとかを組むと良いでしょう。

これはこれで便利やねんけど、例えば
hoge.xml
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<root>
  <child0>value0</child0>
  <child1>value1</child1>
  <child2>value2</child2>
</root>
こんなXMLファイルやと生成されるC#クラス内に
NewDataSetという内部クラスが生成されてしまいます。

C#クラス一つだけなら問題なくコンパイルも通んねんけど
生成されたクラスが二つ以上同じネームスペース内に有ると
重複エラーでコンパイルが通らんくなってしまいます…。

ツールの引数を色々変えて試してみたけど、あかんくて結局
hoge.xml
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<root>
  <child>
    <child0>value0</child0>
    <child1>value1</child1>
    <child2>value2</child2>
  </child>
</root>
こんな感じに要素を一つ追加して回避しました。
こうするとNewDataSetという内部クラスは生成されず、重複エラーも起きない。

その他の回避策としてはクラス毎にネームスペースを変えるとかかな…美しくないけど。

ツールの仕様らしいです〜。

グーグルフォームでアンケート結果が消える件について

あまプロではグーグルフォームを使ったアンケート作成する事が有ります。
先日アンケートで困った事があったのであメログ。

グーグルフォームではアンケート結果を保存する事が出来ます。
質問と回答は組になってまして、この質問についてはこの回答という関連付けになっています。


アンケートを開始すると、回答がどんどん溜まっていくのですが、
既に回答が保存済みの状態で、 関連付く質問を削除すると…保存済みの回答も削除されてしまいます。2019/11/25現在

警告も無しに保存済みの回答も消されてまうので、知らない人は
アンケート結果が消えてびっくりされると思います。
が、仕様です。

一応フィードバックを送信しておきましたので、ひょっとしたら改修されるかもしれませんが
今の所はご注意を…。

2019年11月3日日曜日

ラインオフィシャルアカウントマネージャでのグループチャットについて

あまプロではline公式アカウントを使ってプログラミング教室の生徒と連絡する場合が有ります。

最近、line@がライン公式アカウントに統合され、管理アプリもLINE Official Account Managerに変更されました。
その移行の際に設定が変わってしまって、公式アカウントでのグループチャットが出来なくなってしまったのであメログ。

あまプロの様に教室を経営していると、教室と生徒で1:1の遣り取りだけでなく、教室と複数の生徒さんで1:nの遣り取りが要る場合が有ります。
例えば、友達と一緒に教室に通われてて、友達と一緒に日程を調整したい場合等はグループチャットの方が便利です。
但し、初期設定ではグルチャ出来へん設定になっているので、以下の手順で設定を変更します。

設定 > アカウント設定 > チャットに
  • グループ・複数人チャットへの参加を許可しない
  • グループ・複数人チャットへの参加を許可する
が表示されてます。
何故か初期状態では許可しないになってるので、許可するに変更しておきます。

これで公式アカウントからグループチャット出来るかと思いきや、公式アカウントからはグループチャットを開始出来ません
生徒から公式アカウントを招待してもらわなあかん様です(今の所)。

生徒さんからグループに招待してもらったら、晴れて1:nでのチャットが出来る様になります。

ちなみに、LINE Official Account ManagerはPC版でフリープランで行ってます。
スマホ版や有料プランでは違うのかもしれません…。

2019年9月17日火曜日

FirefoxでJavaScriptをデバッグ出来ない

あまプロではJavascritの開発を行う事が有ります。

ジャバスクの開発にはブラウザが要りまして、Ubuntuの標準ブラウザはファイヤーフォックスです。

以前の記事でも書きましたが、最近Firefoxの調子が悪いです。
前回のJavaScriptの整形表示は最新版(69.0 Ubuntu 64bit)で改修されておりました。アリガトウゴザイマス
だがしかし!、今度はブレークポイントで処理を止めるデバッグが出来なくなっております…。ザンネンスギル

こんな簡単なJavaScriptですらデバック出来へん
<html>
    <head>
        <script type="text/javascript"><!--
            (function ( )
            {
                alert( "JS"); //ここでブレークしたい
            })();
      </script>
    </head>
    <body>
</html>

次のバージョン(70.0)迄待たなあかんのでしょうか?
ちょっとお仕事では使えない品質ですねぇ。
それまでは取り敢えずChromiumを使ときます…。

ーーーーーーーーーーーー追伸ーーーーーーーーーーーー
Windows版は正常にデバッグ出来たので、Linux版のみの不具合みたいです。

2019年9月11日水曜日

シェルスクリプトで時間を測る方法について

あまプロではプレゼンの時間計測をする事が有ります。
ストップウォッチアプリをインストールしても良いですが、シェルで簡単に作成も出来ますのであメログ。

例えば経過秒を延々と表示し続けたいなら
ワンライナーで
since=`date +%s`; while :; do clear; echo $(( `date +%s` - $since )); sleep 1; done
こんな感じ。
止めたい時はCtrl + cで割り込みます。

応用すれば
since=`date +%s`; while [ $(( `date +%s` - $since )) -lt 10 ]; do clear; echo $(( `date +%s` - $since )); sleep 1; done; echo "時間やで〜"
こんな感じで10秒後にお知らせしてくれるタイマーも出来ます。
十秒前に止めたい場合も同じくCtrl + cで割り込みな。

結構簡単に時間を測れるのでお試し下さい。

2019年9月1日日曜日

外出時のサングラスについて

あまプロでは市内の立花、塚口、園田、武庫と伊丹昆陽でプログラミング教室を開催しています。

定期開催している教室は上述の通りで、リモートの授業も行うんですが、基本的にはその教室へチャリで通ってます。
日中の移動中は日差しが強いのでサングラスが欠かせません👓
強い紫外線から目を守る為にも。

私の扱いが雑なのも有るんですが、サングラスは大体1〜2年で壊れたり傷付いて交換になります。
先日はサマセミの二日間でフレームをバッキリ割ってしまいました…。

とは言え、安物では効果が薄いので、自分に有った少々お値段張っても良いサングラスを買うてます。

私がいつも付けてるサングラスは偏光レンズでスポーツタイプのサングラスです。
偏光レンズは簡単に言うと光のちらつきを抑えて目を疲れ難くしてくれるレンズです。
余計なちらつきを抑えるので、川なんかを除くと水中の魚が良く見えます。
外出時に目が疲れ易い方は是非一度お試し下さい。

スポーツタイプは軽くて運動してもずれ難くなってます。
それとサングラス自体の形が顔の形に沿って曲がっているので、サングラスと顔の隙間から光が入って来るのも少なくなってます。
例えるなら (○ こんな感じ。○が上から見た顔っていうか頭ね。
普通のメガネは平らな形で、顔は丸いので |○ こんな感じ。

で、この偏光レンズのサングラスなんですが、眼鏡屋さんに行っても数が少なく、選ぶ程置いてません。
しゃーないんで眼鏡屋さんをハシゴするしかないんですが…眼鏡屋さんってコンビニ程多くないんで、尼でもハシゴは大変です。
まぁ駅前とか商店街毎に一軒程度でしょうか。

そんな時に私がいつも活用してるのがあまがさきキューズモール
メガネショップアイJ!NSパリミキZoffが階は違えど同じ建物内に有るのは助かります。
眼鏡屋さん四軒も有れば、まぁまぁ自分に有ったお気に入りのスポーツタイプ偏光レンズサングラスが見付かる筈。
それでも見付からへんかったら…その時に考えます。

Eclipseのショートカットについて

あまプロではシステム開発を請ける事が有ります。

先日、Javaでのウェブシステム開発で不便を感じましたのであメログ。

その案件ではデータベースの命名規則はスネークケースで、Javaの命名規則はキャメルケースでした。
変数名等でHyogoAmagasakiにするのがキャメルケース(駱駝っぽいやつ)、hyogo_amagasakiにするのがスネークケース(蛇っぽいやつ)ね。

で毎回ソースに選って切り替えるのが面倒で工数掛かってしゃーないんで、ショートカットで楽したいと考えました。
Eclipseでキャメルケースとスネークケースを切り替える機能が有ります。Ctrl + Alt + kで切り替えられます。
なんですが、その案件ではEclipseに色々なプラグインを追加した独自の開発環境で、勝手に設定が変えられませんでした。

そして残念な事にその案件の開発環境ではCtrl + Alt + kのショートカットは使えないんです。
何やねん、その非効率なローカルルール。
面倒くさいわぁ…。

2019年8月24日土曜日

FirefoxでJavascriptを整形表示できない

あまプロではウェブサイトを作成する事が有ります。

ウェブサイトを作成する際にJavascriptのライブラリを使う事が有ります。
地図を表示するOpenLayersとか、最近はオープンソースで色々と便利なライブラリが有りますね。

ライブラリは動作に不要な空白や改行やコメント等を削除して軽量化(ミニファイ)されて配布されている場合が多いです。
*.min.jsとかね。
配布や実行する場合には軽量化されたJavascriptファイルが良いのですが、解析(人間が読む)する場合には改行や空白等が有った方が読み易いです。
なので、ファイルを解析する場合には軽量化されたファイルを整形表示する必要が有ります。

ブラウザはいつもFirefoxを使ってまして、Firefoxには軽量化されたJavascriptを見易く整形表示する機能が標準で備わってます。
なんですが、現在は備わってないです。
Firefoxは最新版の68を使ってます。以前のバージョンでは確かに整形表示出来てましたし、モジラのサイトにも出来ると載っているんですが…最新版では整形表示は出来なくなってるい様です。

しゃーないんで、現在はChromiumを使って整形表示してます…。

2019年8月18日日曜日

UbuntuにRMecabをインストールする

あまプロではRを使ってテキストマイニングの授業を行う事が有ります。

先日、生徒さんへRの環境構築を教えた際にハマりポイントが有りましたのであメログ。

Ubuntu19.04では以下のコマンドでR言語とmecabをインストール出来ます。
sudo apt install r-base mecab
確認
R --version
R version 3.5.2 (2018-12-20) -- "Eggshell Igloo"
Copyright (C) 2018 The R Foundation for Statistical Computing
Platform: x86_64-pc-linux-gnu (64-bit)

R is free software and comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY.
You are welcome to redistribute it under the terms of the
GNU General Public License versions 2 or 3.
For more information about these matters see
http://www.gnu.org/licenses/.
現時点の最新版(3.6.1)やないけどまぁ良ぇわ
続いて確認
mecab --version
mecab of 0.996
これでRとMecabをインスール出来ます。
最後にRからMecabを利用する為に、RMecabをインストールします。
Rを起動して
R
R上でRMecabをインストールします。
install.packages("RMeCab", repos = "http://rmecab.jp/R", type = "source")
なんですが、私の環境では下記のエラーが出ました。
/usr/bin/ld: -lmecab が見つかりません
collect2: error: ld returned 1 exit status
make: *** [/usr/share/R/share/make/shlib.mk:6: RMeCab.so] エラー 1
ERROR: compilation failed for package ‘RMeCab’
* removing ‘/home/masayuki/R/x86_64-pc-linux-gnu-library/3.5/RMeCab’

 ダウンロードされたパッケージは、以下にあります
     ‘/tmp/RtmpZVhDFY/downloaded_packages’
 警告メッセージ:
 install.packages("RMeCab", repos = "http://rmecab.jp/R", type = "source") で:
   パッケージ ‘RMeCab’ のインストールは、ゼロでない終了値をもちました
mecabをインストールしたのにmecabが見付からへんと言うております。
どうやらRからmecabを参照出来てへん様です。
探してみます。
locate mecab
/usr/lib/x86_64-linux-gnu/libmecab.so.2
/usr/lib/x86_64-linux-gnu/libmecab.so.2.0.0
有るやんけ
なもんで、リンボリックリンクを作って参照を追加したります。
sudo ln -s /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libmecab.so.2 /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libmecab.so
こんだけ
再度、R上からRMecabをインストール。
install.packages( "RMeCab", repos = "http://rmecab.jp/R", type = "source")

installing to /home/masayuki/R/x86_64-pc-linux-gnu-library/3.5/RMeCab/libs
** R
** byte-compile and prepare package for lazy loading
** help
*** installing help indices
** building package indices
** testing if installed package can be loaded
* DONE (RMeCab)

 ダウンロードされたパッケージは、以下にあります
     ‘/tmp/RtmpH1Viwj/downloaded_packages’
今度は上手いこと行けました。
library( RMeCab)
ライブラリを追加して、
unlist( RMeCabC( "すもももももももものうち"))
    名詞     助詞     名詞     助詞     名詞     助詞     名詞
"すもも"     "も"   "もも"     "も"   "もも"     "の"   "うち"
正しく品詞を解析出来てます。

RとMecabを用いると日本語アンケートの解析とかが出来る様になるんで便利です。

2019年8月17日土曜日

Scratch3.0のバグについて

あまプロではScratchを使ったプログラミングを教えています。

先日、生徒がScratch3.0でバグを見付けました。
スクラッチのコスチューム編集で、ある一定の操作をするとスクラッチがクラッシュするという物で、簡単に回避は出来るんですけど、毎回わざわざ回避せなあかんのは面倒なんで、改修してもらおうと考えてます。
なので、GitHubにバグ報告を挙げときましたオネガイエライヒト!

恐らく近々改修されると思うので、生徒にはこの際にエラーの種類について教えときました。
  1. シンタクスエラー 形式エラー
  2. ランタイムエラー 実行時エラー
  3. ロジックエラー  論理エラー
エラーにも色々有るんやでぇ〜という話で盛り上がりました。

2019年7月1日月曜日

JavaScriptのforループについて

あまプロではウェブサイトを作成する事が有ります。

その際、謎現象に遭遇したのであメログ。

JavaScriptでHTML要素をgetElementsByTagName( )で取得し
var elements = document.getElementsByTagName( 'tr');
for( var i in elements)
{
    console.log( i);
}
の様にfor inループで回すと、何故か
0
1
2
3

item
という結果が出力されます。
何やねんitemって…。
ちなみに
var elements = document.getElementsByTagName( 'tr');
for( var i = 0; i < elements.length; i++)
{
    console.log( i);
}
という様にインクリメントするforやと発生しません。
なんかJavaScriptのfor...inループって癖が有りますね。

どないなってるんかなぁ…と思って調べたら
こういう仕様でした。
forループとfor...inループとfor...ofループ、それぞれ微妙にちゃう様です。
なので今回は
for( var element of document.getElementsByTagName( 'tr'))
{
    console.log( element);
}
for...ofループにし様としたんですが、for...ofはスマホのデフォルトブラウザで動かなかったので、諦めて普通のforループに戻しましたとさ…。

2019年6月28日金曜日

端末からクリップボードへコピーについて

あまプロではターミナルからクリップボードへコピーする場合があります。

コマンドでクリップボードにコピーする方法をあメログ。

xclip -sel clip < 適当なファイル名

xclipがインストールされてない場合は適宜インストールして下さい。

2019年6月24日月曜日

グーグルフォームの回答のコピーメールについて

あまプロではフォームの作成をお受けする事が有ります。

グーグルフォームを良く使うのですが、初期設定だと少し使い難いので、あメログ。

グーグルフォームには回答のコピーをメールで送信する機能が有ります。
しかし、このメールをHTML未対応(テキスト形式のみスマホの標準メーラ等)のメーラで受信するとかなり見難くなります。

致命的なのが、チェックボックスやドロップダウンリストで選択項目が送られません。
つまりフォームで何を選択したか確認できないのです。

この不具合はいつかは改修されるかもしれませんが、GoogleAppsScriptを使えば今から改修できます。

サンプルはこんな感じ。
function submitForm(e)
{
  var vName = 'グーグルフォーム';
  var vFrom = 'form@google.com';
  var vTo   = e.response.getRespondentEmail( );
  var vSub  = 'グーグルフォーム内容確認';
  var vBody = 'フォームの内容の写しをお送りします。\n\n';
  for( var i in e.response.getItemResponses( ))
  {
    vBody += e.response.getItemResponses( )[ i].getItem( ).getTitle( ) +' '+ e.response.getItemResponses( )[ i].getResponse( ) +'\n';
  }
  MailApp.sendEmail( {from:vFrom, to:vTo, subject:vSub, name:vName, body:vBody});
}
グーグルフォーム側ではメールアドレスを収集するにチェックを付け、回答のコピーを送信のチェックは外す
プロジェクトのトリガーでフォーム送信時にスクリプトを実行する様に設定するだけです。
フォームの入力内容をメール本文に出力しているだなので、適宜メール本文は編集して下さい。

2019年6月9日日曜日

ExcelのVBAで文字列の中でダブルクオーテーションを使う

あまプロでは表計算のマクロ(スクリプト)の授業を行う事が有ります。
先日、文字列の扱いで質問が出たのであメログ。

LibreOfficeでもGoogleAppsScriptでもExcelでも文字列はダブルクオーテーションでくくります。
MsgBox "こんな感じ"

で、文字列内でダブルクオーテーションを使いたい場合はエスケープする必要が有ります。

LibreOfficeとExcelではこんな感じ
  MsgBox "これが""ダブルクオーテーション""です。"
GoogleAppsScriptではこんな感じ
  Logger.log( "これが\"ダブルクオーテーション\"です。")

例えばマクロで表計算の関数を出力したいとかはこの様にします。

2019年3月21日木曜日

Scratch3.0対応ブラウザについて

あまプロではScratchでプログラミングを教えています。

先日Scratchを表示し様として問題が発生したのであメログ。
あまプロでは通常firefoxをデフォルトブラウザにして授業を行っているのですが、
Scratch3.0を表示すると
こんなエラーが発生しました。
PCかブラウザがWebGLに対応してへんからスクラッチ出来へんで、と言うてます。
でもご覧になれば解る通り、後ろに薄っすらスクラッチのブロックが表示されてて、ぱっと見使えそうです。

しかし同じPCのchromiumで表示すると
表示出来ます。
バージョンはどちらも最新版で、OSはUbuntu18.04です…。

何ででしょうね?他のPCではこんな事は起きないんですが…原因不明です。

2019年1月6日日曜日

QGISで尼崎の人口分布図を作る

あまプロではQGISを用いて地図データを可視化する事が有ります。

最近は政府や自治体が持っているデータをオープンデータとして公開して、それらを利活用する事で価値を生み出せる様になりました。

今回は、お客さんとの打ち合わせの中で使った、尼崎市内で赤ちゃんの多い地域の可視化の手順をあメログ。

先ず、e-Stat政府統計の窓口から尼崎市の境界データ(世界測地系緯度経度・Shape形式)をダウンロードします。
解凍してQGISにレイヤを追加するとこんな感じです。

属性テーブルを開くと
町丁目が文字化けしてるので
エンコーディングをShift_JISに変更します
これで文字化けは解決しました!
この一つ一つが町丁目になります。
けど、これだけでは白地図みたいなもんで、あんま役には立ちません…。

では次に尼崎市の人口のページから町(丁)別・年齢別(5歳)世帯数及び人口のデータをダウンロードします。
先程の政府統計の窓口から年齢別人口のデータはダウンロード可能なんですが、こちらは四年に一度の国勢調査の更新頻度になります。
しかし尼崎市単体ですと、毎年の更新頻度になりますので、選り生きたデータを分布図に使えます。

なので、政府の境界データと尼崎市の人口データを紐付ける必要が有ります。
境界データの町丁目(S_NAME)と人口データの町(丁)がキーとなりそうです。
その為には人口データを整形する必要が有ります。
整形手順としては
  1. 中央、小田、大庄、立花、武庫、園田の各地区のシートを結合する
  2. 列名とデータ以外(合計と小計と空の行等)を削除する
  3. 調査未実施のxを0に置換する
  4. 町丁目の一致に邪魔な脚注の括弧()を削除する
  5. 町丁目の一致に邪魔な町丁目区切りの空白を削除する
  6. (尼崎固有)何故か二行有る大物町1丁目の片方を大物町に変更する
  7. (尼崎固有)大浜町1~2丁目を大浜町1丁目と大浜町2丁目に分ける
大体こんな感じです。
人口データの整形が済みましたら、レイヤとしてQGISに追加します。
追加した人口データレイヤの属性テーブルを開くと
人口データを読み込めています次に境界データと人口データを町丁目で紐づけます
次にスタイルの段階に分けられたを選択して、対象のカラム(今回は赤ちゃんの分布を調べたいので、0〜4を選択)と分類数を選択して、分類ボタンとOKボタンを押下します。
これで0〜4歳の人口の色分け分布図が出来ます。
今回は8段階表示で、色が濃い程赤ちゃんが多い所になります。
2歳以上は赤ちゃんちゃうやろというツッコミは置いといて。

この図から、阪神沿線の南部には赤ちゃんが少ないですね。
JR沿線の中部から赤ちゃんが増え始め、阪急沿線の北部は赤ちゃんが沢山居てる事が解ります。
JR塚口駅とJR尼崎駅の近所は子供が増え過ぎて、幼稚園保育所が不足しそうですね…。

今回はQGIS2.18とLibreOffice6.1とFirefox64とUbuntu18.04でお送りしました。
皆様も地理情報をご活用下さいませ〜

Scratch3.0始まりました

あまプロではScratchを使って授業をしています。
先日、Scratch3.0がリリースされまして、あまプロでも使い始めました。

Scratch2.0で作成した作品もScratch3.0へ移行されてまして、良い感じで使えます。
Flashプラグインに依存しなくなったので、ブラウザのみで使えるのが嬉しい所です。

2.0と比べてブロックの字が見難いと指摘が有りましたので、ブロックの文字色を変える方法をあメログ。

3.0はHTMLとCSSとJavaScriptを使って構築されてます。
ソースもGitHubに公開されてますので、興味の有る方は除いてみて下さい。

先ず、ブラウザでCtrl+Shift+iを押下してインスペクタを起動して下さい。
要素選択( □に←が刺さってる)アイコンをクリックして、要素選択モードにして
ブロックの字をクリックします。
スタイルの.blocklyTextクラスのfill:#fffがブロックの文字色になります。
このfffがRGB形式の色になってます。
黒文字がお好みの方はここを000に変えると、ブロックの文字が黒色になります。

うちの生徒は赤字にしてましたが…目がチカチカしました。

他にもコスチュームのスポイト(色を取得する機能)で透明色を選択するとクラッシュする
というバグが有ったりするんですが、その内改修されるでしょう。

3.0になって、スプライトや音楽のライブラリも豊富になり、ますますScratchが楽しくなりそうです〜