あまプロではパソコンのOSにUbuntuを利用しています。
先日、Ubuntuのインストールではまったのであメログ。
Ubuntuをインストールするパソコンですが、メルカリで1〜2万円くらいで買いました。
2010年製のvaio VPCF24AJにしました(これが事件の発端)。
次にブータブルUSBを作成します。
OS用のインストーラみたいなもんです。
まず、ISOファイルをダウンロードします。
本家からダウンロードしても良いですが、日本の方からダウンロードしても良いです。
手元のUSBメモリが4GBで本家(4.3GB)の方が入らなかったんで、日本(3.7GB)の方にしました。
多分本家の方が色々と入ってて豪華なんでしょう…知らんけど。
次にUbuntuにはブータブルUSB作成アプリが有るんですが、こいつが曲者でして、こいつで作成したブータブルUSBはUEFIのGPTでしか起動せぇへん様なんです…。
BIOSのMBRでも起動する場合があるらしいが、vaio VPCF24AJでは起動せず。
UEFIの前はBIOSというアプリみたいなもんで管理してました。
で当のvaio VPCF24AJはご多分に漏れずBIOSのMBRな訳で、UEFIのGPTでは起動しません…。因みに、MBRとGPTというのがディスク(HDDとかSSD)のパーティション構成の事で、BIOSならMBRでUEFIならGPTと決まっています。
ほなどないするかと言うと、
まず、ブータブルUSBを指して、diskアプリを起動して
次に先程ダウンロードしたISOファイルを指定して、リストアを開始します。暫く待つとリストアが完了します。
が、ご覧の通り、パーティション構成がGUID Partition Table(GPT)になっており、これではvaio VPCF24AJでは起動しません。
次に端末を起動してgdiskでGPTからMBRに変換します。
この場合だとsudo gdisk /dev/sdbでrしてgしてwしてyします。
詳しくはここを参考にして下さい。
sudo gdisk -l /dev/sdbでMBR onlyと出力されれば変換済みです。
では次に、ブータブルUSBをUbuntuをインストールするパソコンに挿入して、起動します。BIOSの設定で、外付けドライブからの起動を有効にし、外付けドライブの起動順序を1にするのをお忘れなく。
起動すると、Try or Install Ubuntuが一覧に表示されます。
インストールで注意する点は「グラフィックスとWi-Fiハードウェアと追加のメディアフォーマットのサードパーティ製ソフトウェアをインストールする」のチェックを外します。
これをせな、起動時にnvidiaのドライバがエラーを起こしてGUIが起動しません。
CUIでnvidiaのドライバを削除する羽目になるので、最初からインストールしないでおきます。次にディスクを削除してUbuntuをインストールを選んで確認ダイアログで続けるを押下するとインストールが進みます(すみません、途中は省略してます)。
30分くらいでインストールが完了します。
ここで、vaio VPCF24AJの場合は試用を続けるを押下します。
diskアプリでディスクを確認すると、先程のブータブルUSBと同じくパーティション構成がGPTになっており、これでは起動しません。
この場合だとsudo gdisk /dev/sdaでrしてgしてwしてyします。sudo gdisk -l /dev/sdaでMBR onlyと出力されれば変換済みです。
次にGRUBの更新を行います。詳しくはこちらを参考に。
GRUBは起動時に実行されるアプリです。
システムルート(/の事)のデバイスを確認し、(この場合/dev/sda3)
sudo mount /dev/sda3 /mnt
sudo mount --bind /dev /mnt/dev
sudo mount --bind /proc /mnt/proc
sudo mount --bind /sys /mnt/sys
sudo chroot /mnt
grub-install /dev/sda
update-grub
update-initramfs -u以上でインストールは完了です。
シャットダウンして、ブータブルUSBを抜いて、パソコンを起動して下さい。
無事にUbuntu22.04が起動する筈です。
この後、日本語の設定や必要なアプリのインストール等がありますが、一先ずお疲れ様でした〜。
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