先日、リブレオフィスのCalcで表計算をしてた時に、数式のコピペではまったのであメログ。
Calcでセルの値を他のセルでも参照したい場合は、数式を使います。
例えば下記の様に左のセルの1を右のセルでも表示したい場合には、右のセルで=B2と入力すれば左のセルの値が右のセルにも表示されます。
例では1にしたけど1とか漢字でも何でも可能 |
=B2を他のセルへコピペすれば簡単かと思いきや、コピペするとこんな感じに
=B2をコピペしたのに=A4になる |
一行上に貼り付けると=B1
一列左に貼り付けると=A2 =B2 一列右に貼り付けると=C2
一行下に貼り付けると=B3
これCalcでは相対参照(デフォルト)って呼びます。2つ左のセルの参照をコピーしたので、貼り付けたセルでも2つ左のセルを参照します。
便利な時にはめっちゃ便利やねんけど、不便な時にはめっちゃ不便。
ローカル変数みたいにコピーした参照を使いたい時には良ぇけど、グローバル変数(例えば消費税とか)みたいに参照したい時に使えない。
その問題を回避するには絶対参照と呼ばれる方法を使います。
相対参照との違いは、
- 相対参照は基準となるセルからの参照
基準となるセルが変われば参照先も変わる
二列二行目やとB2 - 絶対参照はシート全体のからの参照
基準となるセルが変わっても参照先は同じ
二列二行目やと$B$2
で、相対参照と絶対参照の切り替えは、手打ちで$を付けても良ぇけど、ショートカットが便利。
古い公式にはShift+F4と載ってて、新しい公式には載ってへんけど、バージョン6.3ではF4で切替可能です。
F4押下の度に相対参照(B2)->行列絶対参照($B$2)->行絶対参照(B$2)->列絶対参照($B2)を切り替えます。
解り易く色分けして並べてみるとこんな感じ。
B2が参照先のセルね。 |
それらを色んな所にコピペしてみるとこんな感じ。
青字の行列絶対参照は何処にコピペしてもB2を参照する |
青字の行列絶対参照は何処にコピペしても1を表示する |
今回使たリブレはこちら。
早く来い来い6.4 |
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