2020年3月22日日曜日

LibreOfficeの参照について

あまプロではLibreOfficeを使って表を作る事が有ります。
先日、リブレオフィスのCalcで表計算をしてた時に、数式のコピペではまったのであメログ。

Calcでセルの値を他のセルでも参照したい場合は、数式を使います。
例えば下記の様に左のセルの1を右のセルでも表示したい場合には、右のセルで=B2と入力すれば左のセルの値が右のセルにも表示されます。
例では1にしたけど1とか漢字でも何でも可能
これ便利やねんけど、他のセルでも1を参照したい場合には一手間要ります。
=B2を他のセルへコピペすれば簡単かと思いきや、コピペするとこんな感じに
=B2をコピペしたのに=A4になる
参照が相対的に計算されてずれてまうのね。そう、ずれるんです。
一行上に貼り付けると=B1
一列左に貼り付けると=A2     =B2     一列右に貼り付けると=C2
一行下に貼り付けると=B3
これCalcでは相対参照(デフォルト)って呼びます。
2つ左のセルの参照をコピーしたので、貼り付けたセルでも2つ左のセルを参照します。
便利な時にはめっちゃ便利やねんけど、不便な時にはめっちゃ不便。
ローカル変数みたいにコピーした参照を使いたい時には良ぇけど、グローバル変数(例えば消費税とか)みたいに参照したい時に使えない。

その問題を回避するには絶対参照と呼ばれる方法を使います。
相対参照との違いは、
  • 相対参照は基準となるセルからの参照
    基準となるセルが変われば参照先も変わる
    二列二行目やとB2
  • 絶対参照はシート全体のからの参照
    基準となるセルが変わっても参照先は同じ
    二列二行目やと$B$2
こんな感じ。頭に$を付けるだけ
で、相対参照と絶対参照の切り替えは、手打ちで$を付けても良ぇけど、ショートカットが便利。
古い公式にはShift+F4と載ってて、新しい公式には載ってへんけど、バージョン6.3ではF4で切替可能です。

F4押下の度に相対参照(B2)->行列絶対参照($B$2)->行絶対参照(B$2)->列絶対参照($B2)を切り替えます。
解り易く色分けして並べてみるとこんな感じ。
B2が参照先のセルね。
 それらを色んな所にコピペしてみるとこんな感じ。
青字の行列絶対参照は何処にコピペしてもB2を参照する
その参照結果はこんな感じ。
青字の行列絶対参照は何処にコピペしても1を表示する
消費税とか重力とか定時とか…シート内のどのセルからも決まったセルを参照したい場合には絶対参照を使いましょ。

今回使たリブレはこちら。
早く来い来い6.4

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